子供はインフルエンザで気管支炎になりやすい

インフルエンザは子供など免疫力が低い人が感染すると、合併症を引き起こす恐れがあります。その代表的な病気が気管支炎です。気管支炎は子供がなりやすい病気でもあるので、インフルエンザを発症するとさらにリスクが高まります。またしっかりと治療をしないと、完治しにくいです。インフルエンザが原因となるのは、急性気管支炎です。風邪の症状がまず現れ、次第に咳や痰が出始めます。この時、軽い発熱や全身のだるさ、頭重などの症状を併発することもあり、咳がひどい場合はお腹が筋肉痛になります。咳は最初はコンコンと音が鳴りますが、症状が進行するとゴホゴホと激しくなります。胸に痛みを感じ、ゼーゼーという音がします。インフルエンザによる気管支炎は咳と白い痰が少し増えます。しかし痰の色が白から黄色、緑に変わると、細菌感染も同時に起こしたことを示しています。重症化すると抗生物質を使っても3日~5日は高熱が続きます。上皮細胞がウイルスによって傷つけられ、回復に時間がかかるためです。肺に流れる空気の量が減るので、気道が一時的に狭くなり、息切れや咳をした後にゼーゼーあるいはヒューヒューといった喘息の症状も見られます。気管支炎で最も辛い症状は咳なので、治療は咳を抑制することがメインです。痰が出ない咳には咳止めを使い、痰が出る場合は去痰剤を用います。去痰剤は、気管支の分泌物をサラサラに薄めて、咳をした時に痰を切れやすくする作用があります。インフルエンザの時は、抗生物質を服用しても効果が出ないので、抗ウイルス剤で治療します。インフルエンザが治っても症状が改善されない場合は、気道の過剰反応を抑制するためにステロイド薬を用います。元々慢性気管支炎を持っている子供は、重症化しやすいのでインフルエンザ予防が大切です。